今回新しく『MacBook AirM2』購入しました。発売から半年ぐらい過ぎていますが現在(2022年12月現在)では一番新しい機種になります。発売時には他のユーチューバー、ブロガーのみなさんがレビューしていたりしますが、現時点での購入の状況とレビュー、一緒に買うべき周辺機器やサプライ品をまとめてみました。購入のときのショップの状況など、雑記帳でも少し触れていますのでよろしければそちらもどうぞ。
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「MacBook Air M2」を買った理由
多くのメーカーが参入しているWindowsのノートパソコンと違って、Macの場合は2機種なので選べる幅が狭いっていう気がしないでもないですが、MacBookで選ぶとすれば、個人的には「ライトに使えてで高性能」→MacBook Air。「重い処理(映像や大量の画像処理)もこなす」→MacBook Proという位置づけとして思っています。映像・大量の画像の処理など重い処理は、私はWindowsのデスクトップPCでやって作業の内容によって使うPCを変えているので、特に処理能力が高い物は必要がないというのもあるんですが、持ち歩きやすい。バッテリー持ちが良い。そこそこ処理能力。ということで「MacBook Air M2」にしました。
WindowsとMac
自宅で使っている自作PC+Windowsで、作業重さや内容で、パーツ自体を交換してある程度アップグレードできます。Macのデスクトップ機の場合(iMac、Mac mini、Mac Proなど)購入後にパーツ自体の交換はあまりできない場合が多いので、グラフィック関係に関わる処理に関しては、デスクトップのWindowsPCのデスクトップ機を使用しています。
Macの場合(特にノートの場合)は、パーツを交換したりできないので、機種や構成を考えて購入する必要があります。逆にやることが決まっていれば、モデルが少ない分選びやすいっていうのもありますね。ただMacは高性能になるほど、Windows機と比べて割高感はあります。
MacBook Air 『M2』と『M1』の違い
MacBook Airは現在(2022年12月現在)一つ前の『M1』と最新の『M2』の2種が店頭、Appleストア(通販含む)で購入可能です。この2つは本体デザイン、CPUの違い、本体のスピーカの音質、本体の電源のMagSafuの復活、メモリの搭載上限、GPUのチップ数(M2の場合2種あり)違いなどがあります。
本体デザインは「M1」の方は、手前の厚みが薄くなっているデザインで、「M2」の方は同じ厚みになっています。またモニターのベゼルが狭くなり、カメラ部分はiPhoneのような切り込みになっています。(購入前はかなり気になっていたのですが、使っているうちに気にならなくなりました)
CPUは「M1」→「M2」になっていますが、処理能力や消費電力が向上していますが、2つ使って違いを感じられる感じはないように思います。(公式では1.4倍早いとされていますが…両方触った感じあまり感じない)
本体スピーカーは形状の変更や構成するパーツが変更されたことで、改善されているようですが、動画サイトのレビューやブログなどで、意見が分かれる感じなので、音質について重視されるのであれば店頭で比較したほうが良いかもしれません。
USB-C MagSafu(充電・給電専用のポート。磁石で吸着しているのでコードを引っ掛けても、抜けるようになっている)の復活に関しては『M1』は2つのUSB-Cのうち片方から充電する形になっていましたが、充電用のMagSafuが復活したことによって、2つのUSB-Cが充電中でも使えるようになりました。
メモリは通常モデルはどちらも8MBです。カスタマイズモデルでのメモリ搭載数の上限は「M2」モデルのほうが多くなっています。メモリはOSやソフトウェアが、処理をする時に一時的に保存するために、立ち上げ時に必要な分を確保します。そのため作業時に複数のソフトウェアを同時に使用したり、処理の重い作業するソフトウェアを使う場合はメモリが多いほうがいいと言われています。メモリから溢れた分は、SSDの一部をメモリとして使います(スワップ)。
最近のメモリ搭載として8MB少ないようですが、MacBook Airの場合は交換のできない直付けの高性能なもの使っているのと、メモリが足りなくなるとSSDの一部をメモリとして使うので、SSDに空きがあればメモリ容量が足りないという自体もよっぽどじゃなければおこらいないかと。
『M2』はM1』は7個から1個増えた8個(「M2」は8と10のモデルが2種あります)。チップが8個のモデルはSSDが256GBで17万円前後、10個のモデルはSSDが512GBで21万円前後になります。ちなみに旧モデルの『M1』(メモリ8MB、SSD256GB番下のモデルで)14万円前後。処理能力的には違いはあまり体感できないかもしれませんが、新しい仕様・デザインに差額分の価値があると感じたら「M2」、価格的なコストパフォーマンスを求めるなら「M1」って感じでしょうか。
GPUは画像・映像の表示に関わる処理をする装置です。画像処理や動画処理のプレビュー表示などの表示スピードが向上します。またゲームや映像などの1秒あたりの動画枚数なども向上します。
GPUのチップの違いは「何の」作業を主にする事によってその恩恵は違うと思いますが、私の場合はGPUのチップが10のモデルが、SSDの容量が512GBなので購入しました。
カスタマイズモデル
MacBook Air、MacBook Proはメイン基板(ロジックボード)にSSDやメモリが直付けのため、あとからメモリやSSDを増設したり交換したりできないので、注文する時に必要なメモリ・SSDの容量を追加したものが「カスタマイズモデル」です。納品は数週間後※で金額も変わります。(多少割高感)
※カスタマイズモデルが購入可能な量販店で聞いたところによると、納品はApple次第なのでいつになるかわからない(特に最新機種であるM2は)お金は先払いでキャンセル不可ということだったのですが、Appleストアでは約1週間程度(工場から配送にかかる時間)ということなので、ある程度いつから必要っていうのがわかっているのであれば、Appleストアで購入するのがいいかもしれません。
MacBook Air M2 の特徴とか感想
私は10年前のMacBook Proからの買い替えなので何をやるにしても処理が早い印象なのですが、最近のモデルと比べて特別早いっていう感じではないとおもいます。
ただバッテリーはおかしいレベルで持ちます。給電無しでスリープして寝てしまっても次の朝には5%程度しか減っていなかったりします。USBに周辺機器をつなげて少し重い作業をしても、急激にバッテリーが少なくなったりすることもなく、1日中使えていますね。(Time Machineやモニターつけっぱなしで多少変わるかもしれませんけど)
モニターはきれいで見やすくなり、ベゼル部分が狭くなったことで、Mac本体に比べて広くなった印象があります。カメラ部分の切り欠きは購入前から気になってはいたのですが、使っているうちに気にならなくなりました。
購入時からの主な使い方として、インターネットで検索、動画サイトでの視聴、文章作成や画像などを使った書類作成や編集、一眼レフカメラのデータの読み込みや補正等など、特に遅延や処理の重さを感じなく使えています。(10年間ノートパソコンの更新がなかった私には、今のノートってこんだけ動くの?的な感があります。。)
今後イラスト作成や動画作成みたいなものをすると、印象は変わってくるのかもしれませんが、現時点は満足度はかなり高い感じですね。
気になる点について
とはいえちょっと気になる点もあります。
USB-Cが2つしかないことで、外付けHDDやモニターを複数つなぐ場合はハブやドック的なものが必要になります。下記でも説明しますが購入時にUSB-Cのハブを一緒に買っておいたほうがいいと思います。また端子が左に2つしかないことで、左側に接続する周辺機器が集中します。個人的には右側にもあったほうが良かった気がします。
本体カラーをミッドナイトを購入したのでが、かなり指紋やホコリが目立ちます。指紋が気になるようであればフイルムかカバーをおすすめします。色自体は気に入っています。
時期が時期なので今後は解消されると思いますが、新機種に関しては上でも書いたようにかなり品薄(2022年12月現在)です。M1とかは在庫がある店舗は多いのですが、量販店M2に関しては在庫がない状態でした。しかも入荷未定。これはハード的な問題ではないのですけども。。
MacOSの問題としては、新OSにアップデートすると新OS未対応やアップデート待ちで、使えなくなるソフトが出てきたりします。Macの場合は発売された以前のOSに戻すことはできないので、古いバージョン・サポート切れのソフトで作られたファイルを、修正したり開いたりすることができなくなることがあります。(古い機種を残しておくか、Parallelsなどの仮想デスクトップに、旧OSをインストールして使う方法があります)ちなみにWindowsは古いソフトであっても旧OSの互換性を指定して開くことができます。
仕事上でそういう作業がある場合は、古いOSを搭載したMacを残しておくことがおすすめです。(特にAdobe関係のソフトウェアを使う方)
一緒に買いたい周辺機器やサプライ品
MacBookAirM2を購入時にあれば便利なもの、必要なもののご紹介。
マルチアダプタ・USB-Cハブ
MacBookAirM2にはUSB-Cが2つしかないのでこれを拡張するアダプタです。これがあれば、一つのUSB-C端子から複数の周辺機器に接続することができます。値段は数千円から数万円まであります。種類は据え置き型、持ち歩きができるタイプまで種類が豊富です。
自宅と外出先で使うのであれば、据え置き型と持ち歩き用の2つを購入すれば、モニターやHDD・LANなどの周辺機器、給電がケーブル一本で接続可能です(給電ができるものとできないものがあるので要注意)用途に合わせて購入しましょう。
またアダプタ本体は直接USB-Cに接続するものと、ケーブルで接続するものがありますが、ケーブルで接続するタイプのものが、取り回しがいいのでおすすめです。
液晶フイルム
つける派とつけない派がいるのですが、私はつけています(購入後すぐ傷をつけると凹むので。。)。液晶フイルムは樹脂のものとガラスのものの2種類ありますが、ガラス製のほうがおすすめ。貼った時に空気が抜けやすいのと、貼っている感がないので、多少高くてもガラス製の方を買っています。ガラス製のフイルムは、量販店の店頭ではなかなかない場合が多いので、アマゾンなど通販サイトで探せばすぐ見つかります。
「光沢ナシ」や「覗き込み防止」のものは樹脂製のものしかないのですが、量販店で比較的入手しやすいです。
M2に関してはカメラ部分の切り欠きの部分が、フイルム上も切り欠きになっているものは貼った時にズレたり、境目が目立つので気になります。フイルムは端から貼っていく感じですが、「MacBook AirM2」の場合はこの「切り欠」きを合わせて貼ればズレずに貼ることができます。フイルムの方に切り欠きの部分があるものがありますが、貼ったあと境目が目立つので、カメラ部分を覆う感じのものを使っています。(個人的なこだわりですが。)
外装フイルム・外装カバー
私の場合はフイルムタイプのものを貼っています。上でも書きましたが本体カラーによっては指紋や傷とか防ぐ目的ですね(特に外に持ち歩くことが多いので)天板面と背面の2枚貼っています。天板面は本体の色を出すため透明が良かったんですが、カーボン調の柄が入った透明のものしか見つけられなかったです。
フイルムタイプは面積が広いので、空気やゴミを取りのぞいたり位置合わせが大変ですが、フイルムタイプは本体のデザインをそのまま活かせるのでいい感じです。ただし大きい衝撃には耐えられないので、大きな衝撃が心配の方はハードタイプの樹脂製のカバーがおすすめです。
ハードタイプのカバーは本体を覆う形ではめ込みます。上でも書いたとおり樹脂製なので、少し厚みが出るので、MacBookAirの外装デザインを損なう感じですね。
余談ですが私は以前の使っていたMacBookProでハードタイプのカバーを装着していのですが、出先で「大事に使ってらっしゃるのですね。プ~クスクスw」的な対応をされたので(泣)今回はフイルムタイプにしています。
フイルムを貼る面積が広いので、貼るのはなかなか大変ですが、両端をあわせ張り込むときにクレジットカードのようなプラスティックのカードで、空気を押し出しながら張り込めばキレイに貼ることができます。気泡が入った場合でも、数日放置して(数日放置することで中に入った気泡同士がくっつくので)気泡同士を合体してフイルムの外に出すようにプラスティックのカードでこすって追い出せばキレイになります。
ホコリやゴミが入った部分は、ホコリの部分だけフイルムを剥がし「養生テープ」などで、くっつけるように取れば取れます。
電源アダプタ(充電器)
電源アダプタは付属しているので、必ず必要ってわけではないのですが、持ち歩きを前提で運用する場合、2つあると自宅用と持ち歩き用で忘れ物・紛失がなくなります。
あとアダプタが四角でコンセントに指す場合にはちょっと微妙なサイズ感ですね。上で紹介した据え置き型のマルチアダプタから給電すれば持ち歩きのときだけ使うっていうのものありなのですが、Ankerなどから出ている充電器を別途購入すれば充電時間も短くてすみます。MacBookAirの充電と一緒にiPhoneやタブレットなどの複数のものを充電したいのであれば、USB-Cの他にUSBなどの端子もある充電器が便利です。
注意が必要なのがW数です。W数が低いと充電されなかったり、充電時間がかかったりします(MacBookAirM2に付属のものは35Wなのでそれ以上のもの)。PC(MacBookAirM2対応)対応とかの表記があれば基本使えると思いますが、名のあるメーカ製のものが安心です。(店頭ではスマホ用と一緒に売られていることがあるので要確認)
データや環境の移行
古いMacからの買い替えであれば、新しいMacに環境を移行することができます。同じLAN上(Wi-Fiでも可)に新旧のMacが接続している、旧マックでTime Machineでバックアップしたデータ等から設定内容、アプリケーションを引き継ぐことが可能です。
ただし移行元のOSのバージョンで動作しないもの、1台のMacでのみの動作がOKのソフトウェアなど、一部のソフトウェアは移行できないものもあります。またソフトウェア自体は移動できても、プロダクトキーの再入力やアカウントの再登録が必要なものもあります。(移行元のMacで設定を解除、変更をする必要があります)
移行までの処理時間は容量にもよりますが、結構時間がかるので、必要のないものやファイル関係は、バックアップを取るか削除するなどしてできるだけ容量をあけます。使っていないアプリケーションはこの際に削除しておくのがいいです。
→AppCleanerを使えばソフトウェアの関連ファイルをまとめて消すことができます。
環境の移行は移行元の、Time Machineのセーブデータの入ったHDDバックアップを移行先のMacに接続したほうが早いです。(それでも3〜4時間かかっています)Time Machineのバックアップがない場合は新規でバックアップを作り移行させます。LANやWi-Fiを使うよりバックアップを取り直して移行させたほうが早い感じがします。
まとめ
年末に大きい買い物をしました。ちょっと高かったですが、MacBookAirM2は気に入っています。スペック的にはSSDが512GB、メモリ8GB、キーボードはUS配列、色はミッドナイトになります。メモリは16GBのカスタマイズモデルを考えていましたが、割高なため8GBモデルにしています。(カスタマイズモデルではないので、店頭に在庫があれば持ち帰ることができる)
動画サイトや他のブログなどでは、「メモリは16GB以上にしたほうが良い」、「SSDの容量は大きい方がいい」とか言われていますが、予算が許すのであれば、両方増やしたカスタムモデルを購入したほうが良いとは思います。予算の限られた中で、メモリかSSDなら、SSDの容量を上げたほうが良いと思います。将来的にSSDが256GBだと「OSの容量」+「ソフトウェアの容量」+「ファイルの容量」でかなりカツカツになります。またスワップ分の空きがあれば、メモリが8MBでもある程度はメモリ不足になることはないと思います。その上で3万円程度やすい「MacBook Air M1」も選択肢に入るのではないかと思います。
私の場合以前使っていた「MacBook Pro」から「MacBook Air」に移行しています。必要のないものを削ってSSDの3分の1程度の使用です。将来的にはソフトウェアとかファイルとかで3分の2程度は容量が常時使う感じになるのではないかと思います。
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カラーバリエーションを見たかったので、初めてAppleストアに行ったのですが、普段ジャンク屋めぐりしている私はなんかあの小洒落感は少し入りにくい感じが(入店を断られるんじゃないかとドキドキ)
最後までご覧いただきありがとうございました。