片手用キーボードを使って入力や操作を効率化しよう!#5『Koolertron AMAGキーボード』をMac単体で設定可能か検証 | SabamiMania(サバミマニア)

片手用キーボードを使って入力や操作を効率化しよう!#5『Koolertron AMAGキーボード』をMac単体で設定可能か検証

  #3で記事にした『Koolertron AMAGキーボード』のMac用ソフトウェアは、今一番新しい「MacOS Big Sur」で動かすことができませんでしたが、Windowsで設定しMacの「Command」キー「Win」キーを置き換える感じで設定すれば問題なく動くことが確認しました。

 その後、最新の「MacOS Big Sur」で設定用のアプリ動かすことができたので、その方法を記事にしてみました。

 設定アプリ上での設定の仕方は下記記事参照でおねがいします。使い方はWin版、Mac版同じです。

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Mac上でどのようなエラーが出るのか?

 

 最新のOS「MacOS Big Sur」上では上記のダイアログが表示されます。アプリとして認識しているので、管理者権限を変えれば一見動きそうな感じですが、管理者権限を変えても動きません。(同じダイアログがでます)

 ここで上とは別の「ダウンロードした~云々」の警告ダイアログが出る場合は動きます。もしくはなんの警告が出ず立ち上がることもアリ(ただしキーボードに読み込み書き込みができません)この場合は「ターミナルを使って動作できるようにする」の部分からお読みください。

 

下準備

ファイルをダウンロード

指定の場所からアプリをダウンロードします。ZIPの解凍はAppStore等にあるアプリの方の解凍ソフトを使って解凍します。(OSで右クリックの解凍だとうまく動作しない時があります)

アプリ本体を動作する場所に移動

アプリの動作する場所に移動します。(アプリケーションフォルダやデスクトップ等)

添付のPDFを参照してターミナルを使い動作準備をする

下記参照

『Koolertron AMAGキーボード』の設定時は本体のUSBに直接接続

設定時はHubを経由して接続はできないので、Mac本体のUSBに直接接続します。それでも「amag.app」側から接続できない場合はポートを変えてみてください。またThunderbolt等からの変換したUSBはつかえないようです。

OSのパッチを最新にする

現在使っているMacOSに最新のパッチを反映します。

 

ターミナルを使って動作できるようにする

 ZIPを解凍後Macの場合はもう一手間必要です。この時点でアプリが立ち上がったとしてもキーボード本体の読み書きができない状態です。(読み書きに行って止まってしまう状態)

 解凍したフォルダにアプリと一緒に添付されているPDF(Please Install libusb-compat first.pdf)を参照しターミナルを使って、動作に必要なソフトのダウンロードとインストールをします。

 わたしはこの辺あまり詳しくないのですが「amag.app」動作させるJavaのようなプログラム(ソフトウェア)が別途必要ってことでしょうか?。

手順は以下の通り

  1. ターミナルを起動します。(Command+Spaceでターミナルを検索して起動。もしくはアプリケーション>>ユーティリティからターミナル起動)
  2. gcc –version』(『』は含まない)入力。以下PDF上の赤字部分をターミナルに貼り付け。 ここでダウンロード&インストールをしますか?的なダイアログが表示される場合あるのでダウンロードしてインストール。ここでダウンロードとインストールした場合はもう一度『gcc –version』を実行。
  3. ruby -e “$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)”』を貼り付け。このあとパスワードを入力。パスワードはログイン時、アプリをインストールするときに入力するパスワードと同じものです。終了まで少し時間がかかります。(『□□□□□□@○○○○○~%』が表示され入力可能になったら終わりです。□□□□□□はログイン時のユーザー名○○○○は使用しているMacの名前です)
  4. brew install libusb』を貼り付け。この時点でnot Find的な表示が出る場合は「3」の処理がうまくいっていない可能性があるので、「3」を繰り返す。
  5. brew install libusb-compat』を貼り付け。
  6. この時点でアプリ上「amag.app」の「connect」(読み込み)、「Upload」(書き込み)ができない場合「4」の処理を再度行う。「キーボードにアクセスを許可しますか?」的なダイアログが出た場合は「許可する」を選択する。

 

 こんな感じでしょうか?一つ一つに時間がかかる感じなので、動作していないようでも実際動いてたりするので気長に待ってみてください。終了後に再起動がおすすめ。

 

Mac版「amag.app」動作

 

 Mac版の「amag.app」はレイアウト、内容ともに同じものです。とういうかWin版そのものです。

「Win」キーは「Command」キー、「Alt」キーは「Option」キーに置き換えられます。

 またWindowsで設定したキーボード内の内容や書き出したファイルはMacの方でも読み込みができます。

 

まとめ

 『Koolertron AMAGキーボード』の製品レビューなんかでMac版の「amag.app」がうまく動作せず設定ができない的な文章をよく見たので今回はそれを検証してみました。設定自体はWindowsで設定してMacで使うことも可能ですが、Mac単一の環境では使うことはできなくなりますね。ということで今回はMacのみで設定できるように記事にしてみました。

 古いOSでしか動かない的な情報もあったのですが、今現在最新の「MacOS Big Sur」でも動いちゃってるので微妙なところ。(実際MavericksからBig Surまで検証しましたがBig Surで動いてしまったのでボツにしました……)

 ターミナルの処理がうまくいっていても、アプリの動作が不安定になったり、読み込み書き込ができなくなる場合がありますが、この場合は上にも書いたように直接Mac本体に直接USBを接続したり、ケーブルを変えてみたりしてみてください。設定後はHub経由であっても問題なく使うことができます。

 またParallelsなどの仮想OSでも使用は可能です。(ただし設定ソフトを立ち上げての読み込み書き込みはできませんでした)

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

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