Macの失われたデータをすばやく回復する方法『Tenorshare 4DDiG』

 今回取り上げるのは『Tenorshare 4DDiG』という、削除してしまったファイルを復元するソフトウェアです。ゴミ箱で完全消去してしまったファイルや作業途中でクラッシュやフリーズで失われたデータの復旧ができます。

 いままで「バックアップソフト」や「NAS」など、「やらかす前」に備える記事を投稿してきましたが、今回は「やらかしてしまった後」に使うソフトウェアをご紹介します。

 

 

データ復元ソフト『Tenorshare 4DDiG』とは?

 『Tenorshare 4DDiG』はデータをゴミ箱に移動後に完全に消してしまった場合や、システムやソフトウェアのクラッシュで失われたデータの復活ができます。内蔵HDD、外付けHDD、USBメモリ、SDカードなどフォーマットされてしまったメディアからもファイルの復元が可能です。

 ソフトウェアは無料でダウンロード、スキャンして復元できるかは確認できますが、実際の『復元の処理は課金版で可能です』。なので実際に消えてしまったファイルの復活ができるかどうか試してからの購入が可能です。

 有料版は、1ヶ月、1年、永久使用可能の3つで使用頻度に合わせて選べます。最新の情報は下記の公式の方を確認してください。ダウンロードもこちらから可能です。Mac、WindowsのOSに対応しています。(ただし課金版は、どちらかのOSのみの使用できます。)

 

→ダウンロードは下記から

Mac版

https://4ddig.tenorshare.com/jp/mac-data-recovery.html

Windows版

https://4ddig.tenorshare.com/jp/windows-data-recovery.html

 

ファイルが復元できる仕組み

 ゴミ箱に移動して「ゴミ箱を空にする」してOSは上から消えてしまったとしても、OS上に表示されないようになっているだけで、SSD、HDD上にデータは残っています。復元ソフトなどでファイルとして認識できるようして、OS上に上で表示されるようにすればファイルは復元します。ドライブごとフォーマットした場合でも同様です。

 ただし削除やフォーマットされてそのままになっていると、新しいファイルをコピーしたり作ったりしたときに、削除したデータの上に上書きされてしまい復活できなくなってしまうので、できるだけ早めに復元する必要があります。

SSD、HDDをそのまま処分した場合、中のデータが復元されてしまう可能性があります。SSD、HDDを物理的に破壊するか、無意味なデータを上書きして元のデータを復元できるようにする必要があります。(そういうソフトウェアもあります)

 

復元できないもの、復元できない可能性があるもの

 上記で書いた通り、削除後に別のファイルで上書きしてしまったものや、HDD、SSDの故障なんかで物理的に壊れてしまった(読み出せなくなってしまった)ものは復元できない場合が多いです。(復元できたとしてもファイルの一部が欠損している場合もあります)

 またRAIDやNAS※で管理しているものや、WindowsやMac以外のOSで管理しているドライブやメディアの場合はファイルの管理方式が違いのため復元できない場合があります。

 古いファイルを修正更新した場合、修正前のデータなども復元できません。(上書き保存した場合。結構やりがち)

 

NASはRAIDという複数のドライブに、一つのファイルを分割、複製保存してファイルを管理することで、ファイルの消失や読み書きのスピードを上げる仕組みになっています。またNASはメーカーの独自のOSの場合があるので、復元ソフトが対応していない場合は復元できない可能性があります。

 

インストール

 ダウンロードは下記の公式からどうぞ。Windows、Macのインストールは通常と同じです。

→ダウンロードは下記から

Mac版

https://4ddig.tenorshare.com/jp/mac-data-recovery.html

Windows版

https://4ddig.tenorshare.com/jp/windows-data-recovery.html

 

基本的な使い方(コマンド内容の説明)

  『Tenorshare 4DDiG』の機能は大きく分けて「データの復元」と「クラッシュしたシステムからの復元」の2つです。無料版では復元できるファイルの検索のみです。ファイルの復元は課金する必要があります。(Mac版の場合は立ち上げ時に、パスワード(Mac使用時のものと同じもの)入力が必要になる場合があります)

 

 保存したドライブもしくは「ごみ箱」を選択します。ごみ箱で「ごみ箱を空にする」をしたときのファイルが復活します。ごみ箱に復元するファイルが残っている場合は完全に消されていないので、取り出せばそのまま使えます。(復元する必要はなし)

 ドライブが選択されると、ドライブをスキャンが始まります。ドライブの容量、種類によってスキャン時間が変わります。(16GBのUSBメモリで約10分程度でした。)

データの復元

 ゴミ箱「ゴミ箱を空にする」で完全に消してしまったファイル、メディア(HDD、USBメモリ、SDカードなど)削除したファイルの削除したもの、フォーマット※したものを復元します。PC・Mac上にマウントしているドライブ、ゴミ箱が表示されるので削除した場所を選択して復元します。※

※フォーマット時にファイルシステムを変更した場合や、他のOSでフォーマットした場合は復元できなくなる可能性があります。(もしくは時間がかかる)

※接続されている機器が表示されていない場合は、システム上のユーティリティなどで強制マウントすれば読み込むことができます。接続した機器の故障でなければWindowsの場合は「コンピュータの管理」→「記憶域」→「ディスク管理」、Macの場合は「ディスクユーティリティ」などでドライブが接続しているか確認。ここでドライブ自体が認識されていることを確認します。(ここで表示されていない場合は故障の可能性があります)

 

 削除した場所を選択後にスキャンが始まります。空き容量・ドライブ容量によって違いますが、数分から数時間かかります。(ドライブ全体を復元する場合はかなり時間がかかると思います)

復元したいファイルを見つけたら、チェックをして復元を押下すればファイルは復元されます。

 

 復元するファイルの種類がわかっている場合は、左上からファイルタイプ、サイズでソートすればファイルを絞り込むことができます。

ファイルタイプ

ファイルの種類(WordやExcel、写真データなど)がわかっている場合は、チェックを入れておけばそのファイルだけ表示されます。

ファイルサイズ

ファイルサイズでソートします。

 ファイル名がわからない、壊れている場合は、更新日時をヒントに復活してみましょう。(ファイルが見当たらない場合は上書きなどで消えている可能性があります)

 

クラッシュしたシステムからデータを復元

 システムがクラシュして、OSが立ち上がらない場合です。USBメモリなどで起動ディスクを作り、USBメモリなどから立ち上げてクラシュしたシステムHDD、SSDからデータを復元します。

 使用するUSBメモリ、HDDは起動ディスク作成時にフォーマットされてしまうので、中身が消えても問題ないものを使います。後は手順通り起動ディスクを作り、システムを再起動し、起動ディスクを作成したUSBメモリから立ち上げます。

 

復元は課金が必要

 復元は課金が必要です。上記にも書きましたが3つの種類から選び支払い後に設定します。詳しくは公式の方で確認してください。

Mac版

https://4ddig.tenorshare.com/jp/mac-data-recovery.html

Windows版

https://4ddig.tenorshare.com/jp/windows-data-recovery.html

 登録後に登録したメールアドレスに「登録コード」が送られてくるので、ソフトウェア右上の鍵の部分から、「登録したメールアドレス」と「登録コード」を入力すれば、復元ができるようになります。

 

Windows、Mac版はありますが料金は各OSでごとに必要なようです。Mac、Windows両方で使いたい場合はそれぞれ料金が必要みたいです。

 

Mac場合(Time Machineを利用する)

 Macの場合は標準で「Time Machine」という機能が入っています。「Time Machine」は定期的に指定されたドライブのバックアップをとり、バックアップイメージを履歴とし数時間前の状態に戻せるという機能です。(逆上れる回数(日数)は指定したHDDの容量、バックアップのドライブの数、容量によります)最初の一回目は時間がかかりますが、2回目以降は増分、変更箇所のみバックアップされるので早くなります。

 ファイルを上書き、誤って削除してしまっても数時間前の状態に戻すことができます。「Time Machine」は便利な機能ですが、使う上で少し注意が必要です。

 

1・バックアップ用のドライブを用意する必要がある。
「Time Machine」のHDDを常に接続する必要があります。接続していない場合は、バックアップは取られません。MacBookなど持ち歩くことを考えると、バックアップ用のHDDを持ち歩くのは大変ですね。LANやWi-Fiを使ってNASなどにバックアップを取ることもできます。(この方法だとバックアップ専用のHDDを接続する必要はないですが、バックアップのあるNASなどにつながるWi-FiやLANが接続できる環境にいることが必要です)


2・常時接続されていない外付けHDD、USBメモリ、NASやサーバー上のデータはバックアップされない。

 

3・古いデータ復元はできないことがある。
「Time Machine」のバックアップはバックアップ保存設定先のドライブ、・バックアップしたいドライブの容量によって保存期間がかわりますが、バックアップ量が満杯になると古いバックアップを消して新しいバックアップを加えます。なので削除から時間が立ってしまったものは復元できなくなることもあります。(復元ソフトの場合も同様) いずれにせよ、誤って削除、した場合は早めに対応したほうがいいですね。

 

「Time Machine」は複数のメディアを設定することはできますが、大量のメディアを設定するのはあまり現実的ではないような気がします。わたしはシステムの入ったドライブのみ設定しています。(定期的にまるごとバックアップを取る、作業データや変更前データは残すなどで対応しています。)

「Time Machine」は数時間おきに自動でバックアップを取り処理がされますが、短い時間でコピーや削除した場合は、タイミングによってバックアップされてないこともあります。

 

まとめ

 削除したファイルの復元、クラッシュしたシステムからの復元ファできる『Tenorshare 4DDiG』をご紹介しました。今回はMac版を使いましたが、Windows版でも操作は同じです。

 ある程度ファイルの扱いを習慣化・ルール化している場合は、間違ってファイル削除というミスはないかもしれませんが、一台のPCを複数人で共有している場合、特にファイル整理のルールが個々で違う場合は、結構な確率で削除や紛失が起こります。(会社なんかでよくありますね)

 クラッシュしてしまったHDD、SSD内は、物理的に壊れていない場合のデータは高い確率で復活できる可能性があります。(個人的な経験上)PC上にマウントできないがディスクユーティリティ上で表示できている場合、マウントされているがファイルが表示されていない場合など、PC上でHDDが認識されていれば復元できることがあります。ただし、ファイル自体が破損している場合は破損している状態で復元されてしまいます。(この場合はファイルがソフトウェアで読み込めない、読み込めたとしても壊れているなど)復元するファイルはクラッシュしたHDD、SSDが故障している可能性があるので、必ず別のディスクに保存しましょう。

 有料版の料金の種類については冒頭に触れていますが、突発的なトラブルでファイルを復元しなければならない場合→1ヶ月版。 複数または個人の人が使うPCで間違ってファイルを削除しまうことに備える→年間、永久版のように選択するといいかもしれません。

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