【レトロゲーム機】ゲーム機の黄ばんだコントローラ とキーボードを漂白してみた!

 押し入れの奥にしまい込んでいたゲーム機や周辺機器、中古やジャンクで買ってきたものなど、古い機器によくあるプラスチックの黄ばみを「酸素系漂白剤」を使って、買ったときの状態にできるだけ戻そうと思います。

 そもそもの漂白するきっかけになった記事です。↓

  

黄ばみの原因と落とし方

 黄ばみの原因は主に『タバコのヤニや食品によるもの』、『プラスチックに含まれる成分の化学変化』、『プラスチックの経年劣化』です。

 

 『タバコのヤニや食品によるもの』はOAクリーナー、OAクリーナー系ウエットティッシュなどで比較的簡単に落とすことができます。メラミンスポンジを使ってもOKです。

 

 『プラスチックに含まれる成分の化学変化』はプラスチックに含まれる「難燃剤」の臭素が紫外線に暴露することで黄ばみがおこります。また同様にプラスチックに含まれる「酸化防止剤」による黄ばみは暗い場所に置くことで黄ばみがおこります。

 この場合は「酸素系漂白剤」で漂白します。注意したいのはメッキ、表面加工した金属などに使うと、変色等をおこすことがあるので金属などは使わないようにします。

 

 『プラスチックの経年劣化』は時間の経緯かで材質が劣化してしまった場合です。「酸素系漂白剤」である程度、黄ばみがとれますが完全にきれいにならないです。この場合は塗装してしまった方が手っ取り早いですね。

 酸素系漂白剤で漂白する場合は漂白剤+水でパーツを浸した状態で、紫外線を当てることで漂白できます。

 

下準備

 今回、漂白するのは「ドリームキャスト」のコントローラとメモリと、古いMac(Macintosh)のキーボードです。

 ドリキャスは本体が見つかったのですがコントローラがどうしても見つからず、ジャンクで購入してきました。写真だと黄ばみがわかりにくいと思いますが、本体の方と並べると違いがわかると思います。本体の方は、メラミンスポンジと無水エタノールできれいにしています。ほとんど黄ばみが見られないので、漂白するのはコントローラだけです。

 コントローラーは背面のグレーの部分、ボタンもほんのり黄色みがかっています。外装とボタン類も漂白します。

 明らかにおかしい色です。。Appleキーボードはかなり前に中古品で購入したのですが、使わなくなってからしばらくたっています。(ドリキャスと一緒に押し入れから出てきました)元々の色はグレーがかった薄いクリーム色です。(なぜかキーキャップはスペースキーほどは汚れていない。)背面の商品管理用のシールを剥がしたら当時の色が出てきました。実際ここまできれいになるかわかりませんが今回は実験もかねてやってみます。無理そうなら塗装する方向で。

 

分解・清掃

 外装部分を漂白剤につけ置きするために分解します。上にも書きましたがプラスチック以外の金属などの素材は必ず外しておきます。分解した部品は無くさないように保存します。ジップロック的な口が閉じるタイプの袋に入れて保存しています。

 分解したら、継ぎ目や溝のにつまったホコリや黒いナニカを、歯ブラシと中性洗剤などで洗って水を切っておきます。

 

漂白

 できるだけ透明な器を用意し、パーツが浸るくらいの量の水をいれ漂白剤を投入。

 漂白剤は「酸素系」のもので、過酸化水素水漂白活性化剤の入っているもの。今回は比較的手に入りやすい「ワイドハイターEXパワー」を使いました。(最初から使い切るつもりで詰め替え用を買ってます)

 あとは黄ばみ部分が日光に当たるようにして、パーツを沈めてしまえば終わりです。ちなみにキーキャップを漂白するときは、並べてから水を投入すると、キーキャップ内の空気が抜けるときに、ひっくり返るため、水と漂白剤投入後はゴム手袋をつけて並べた方がいいです。(並べ直した人談……)

 上記のように、つけ置きで日光に当てるのがいいんだろうけど、長引く梅雨と急な土砂降りのため日の当たるベランダに出すことができない。雨が急に降って雨水が混ざらないように移動できるように、パーツごとにキッチンペーパーで覆い、漂白剤を入れてジップロックに入れて個別に保存。キーボードのおおきいパーツも同様にキッチンペーパーを軽くラップで包んで半透明のゴミ袋に入れて漂白剤投入。そして3日間太陽の下にさらしますが、2日間は天気が不安定すぎて効果的に微妙。

 3日目に梅雨明けし、アホみたいに天気が良かったので丸一日太陽の下にさらすことができました。

 ドリームキャストのコントローラやキーキャップは、目視でも黄ばみがとれた感はありましたが、キーボードのボディーは明らかにまだらが目立つので、漂白を続行。

 今回はキーボードのボディが入る大きさのコンテナケースを購入しました。立ち食いそば屋でゆでる前のそばを保存しておくような感じのケースですね。これにつけ置きしておきます。

 

 

 

夏期以外の天気が微妙な時期の場合

 夏以外の天気が安定しない時期は天日を使っての漂白には時間がかかります。季節や天候に関係なく安定して漂白する場合は、紫外線ライトが便利です。

 紫外線ライトがあれば、時間や天候に関係なく漂白することが出来ます。ただし取り扱いにはなど注意が必要です。また漏電にも注意してください。

紫外線ライトは使用に注意

肉眼で直接みたり、肌には当てないようにしましょう。子供やペットの立ち入らないような場所で使いましょう。また熱をもつものもあるので、可燃物、燃えやすいものの近くで使用はしないようにしましょう。紫外線ライトの取り扱い説明書は必ず確認しましょう。

 紫外線ライトは照明用の紫外線が弱いタイプのものがありますので、漂白に時間がかかるものがあります。購入時には要確認です。

 

漂白終了→洗浄して組み立て

  今回は梅雨の時期が長引き急に大雨が降ったりして、天気のいい日が無かったので、さらに約1週間太陽にさらしました。表面の白さをみて、漂白したものを水洗いして完了です。Appleのキーボードはさらに2週間ほど。

 漂白した結果は以下のとおりです。※いつもは写真の明るさ補正をしていますが、黄ばみの違いをわかりやすくするため補正なしです。ドリキャスの色との違いでどれくらい漂白されたかがわかります。

 すごい白くなってますね。ただ、少しムラムラになっています。Appleマークのレインボー色も漂白されているし。。

 

まとめ

 キーボードはムラにはなりましたが予想以上に白くなりました。ムラになった原因は、最初の方にキッチンペーパーに漂白剤をしみこませて、半透明の袋に入れて日光に当てたこと。袋のシワやキッチンペーパーの厚みの違いでムラになってしまいました。やはり大きいパーツはサイズに合った容器を用意しないとダメですね。もう少し日光にあてればムラはきれいにとれそうですが、台風が来てしまっためここで一端終了です。

 この記事は夏真っ盛りのの時に書いていますので、天日でもいけると思いますが、季節によっては紫外線の量で効果を発揮しないかもです。その場合は紫外線ライトでも大丈夫です。ただし安価なLED製のライトでは効果が薄いです。漂白するパーツが大きい場合は複数台で照らす形で。

 ドリームキャストのコントローラは、写真上では黄ばみが微妙ですが、こちらもきれいにとれました。背面のグレーの部分もきれいになっています。

 注意してほしいのは長時間つけ置きすると、印刷部分や塗装された部分は落ちることがあります(Appleマークのレインボー部分とか。。)。シールが貼り付けてられている場合も、剥がれたり色が抜けたりするのであらかじめ剥がすなどの処理が必要です。また金属はメッキや表面加工が剥がれたり光沢が無くなったりするので必ず外しましょう。

 今回は分解と漂白で時間と手間がかかってしまいましたが、漂白剤一つ数百円で済んでいます。「ワイドハイターEXパワー」はドラッグストア・コンビニ・スーパーなどで比較的手に入りやすいものです。今回は 「ワイドハイターEXパワー」 を使いましたが、同じ成分のものであれば他のメーカのものでも問題ないです。天気にかなり左右されますが、真っ白になったときの満足感がかなり高いです。(他のものもやってみたい衝動)

最後までご覧いただきありがとうございます。

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