ディスク・フォルダの同期、大量のデータの移動やコピー、バックアップ、に便利!無料のソフト「FreeFileSync」を使ってみよう

 大量のファアイルを「新しいフォルダー」に整理せずにそのまま突っ込んだりしていませんか?

いざ、そのファイルを使うときになって、新旧のファイルの選別に困ったり、必要なデータが見つからなかったり、修正前の古いものだったり。

 今回取り上げる「FreeFileSync」はファイルのコピーや移動に便利なソフトです。同名のファイル名の新旧の区別。フォルダの同期や移動など大量のファイルを仕分けするのに便利なソフトです。いざファイルを使うときの無駄な作業や、間違ったファイルの送信や先祖返りによる事故を防ぐために導入してみてはいかがでしょう。

 

「FreeFileSync」とは

 「FreeFileSync」は写真データ等の、大量のデータのコピーや同期を一気にやりたい場合にとても便利なソフトです。処理中は時間がある程度かかるものでも、処理後にスリープやシャットダウンまで自動でできるので、PCを使わない就寝中に処理ができます。予めコピー先の状態をチェック後に処理が始まるので、同名のファイル名処理、コピー先の容量の問題で中断することもなし。一度行った処理の設定は保存できるので、定期的な処理が手動でできます。

 「FreeFileSync」はドネーション(カンパウェア)というもので基本無料です。(任意で寄付する事ができます。寄付で使える機能が増えます)Mac、Linux版(要確認)もあります。

 

「エクスプローラー」(Macの場合はFinder)と「FreeFileSync」はどこが違うの?

 エクスプローラーはos上に標準搭載された機能(ツールで)ファイルのコピー・移動などの仕分けやドライブやフォルダの移動などに使います。基本「エクスプローラー」を直接開く、またはファイルを選択右クリックでファイルの操作します。「エクスプローラー」は「PC操作する」基本中の使い方になりますね。

 「FreeFileSync」は処理後の結果は「エクスプローラー」は同じですが、処理前・処理中の工程が少し違います。

 一例でいうと「エクスプローラー」の場合、ファイルを選択してコピーまたは移動を選択すると即座に処理開始。コピー、移動先に「同名のファイル」、「同一のファイル」、「コピー、移動先のドライブの容量不足」などがあれば処理を中断して、ダイアログを出してユーザにー警告をだして、可能な処理を選択させます。(警告が出た場合は処理が中断したままです。)就寝前に大量のコピーをしておいて起きたら、処理が中断してることはよくありますね。

 「FreeFileSync」は処理前にコピーや移動先の容量を処理前に確認して、問題が発生した場合の処理を、コピー前に選択する事ができます。処理の内容は保存が可能で、定期的に同じ処理をする場合は非常に便利です。また処理ごとに保存しておけば、複数の処理を一度に行うことができます。処理後はシャットダウンやスリープに自動に移行することもできるので、空いている時間や就寝中などに作業させることも可能です。

 「FreeFileSync」は大量のファイルや、サイズの大きいファイルのコピーなど時間のかかる処理に便利です。

 

ソフトウェアのインストール

 ソフトウェアは下記の公式からダウンロードしてインストールします。

https://freefilesync.org/

結構頻繁にアップデートをするので、アップデートは最新にしておきましょう。アップデートがある場合はソフトウェア起動時にダイアログが表示されます。

 

使い方

ソフトウェアを立ち上げます。

1.左にコピー元のフォルダ。右にコピー先のフォルダをドラッグします。
 複数登録する場合は、上の「+」をクリックして複数のフォルダを追加します。コピー先が複数になる場合は、別にセッションを追加したほうがいいですね(下記で説明)フォルダを直接ドラッグすることでも可能です。

2.同期の設定をします。(先に比較でも可能)
 同期設定は「比較」「フィルター」「同期処理」横の「▶」の部分で設定します。同期の詳細(設定として記録する場合や細かい動作の設定は歯車マークで設定します)詳細は下記で説明しますが、主にコピー先のフォルダにファイルが有る場合に同名のファイルの処理、コピー、同期などでを除外するもの、コピーの仕方(両方向、ミラー、更新、カスタム)などです。

3.「比較」をクリック
 コピー元、コピー先でファイルが移動、更新、追加されているものが表示されます。更新されていないもの(両方で同じファイル)は表示されません。要するに処理されるものだけですね。中央は処理の仕方が表示されるので、ファイルごとに処理の変更をします。「矢印」はコピーされる方向「+」はファイルの追加を表します。チェックボックスのチェックを外すことで、チェックのないファイルは処理はされなくなります。

比較をすると中央にどのように処理を行うか表示されます。(上記はコピー元とコピー先を同期した場合の表示です。)

4.「同期処理」をクリックして処理開始。
 「同期処理」をクリックすれば処理が確認します。同期設定の「両方向」、「ミラー」、「更新」、「カスタム」の違いは下記で説明します。

同期処理クリックで同期が始まります。醜虜後の処理もここで出来ます

 以上が基本的な流れです。次回同じ動作や同じフォルダに対して同様の処理をする場合は「構成設定」で保存しておけば、2回目以降の処理はセッションから動作させることができます。
 

「両方向」、「ミラー」、「更新」、「カスタム」の違い

「両方向」、「ミラー」、「更新」、「カスタム」は似ているようで処理の仕方が違います。ここではそれぞれの違いを説明します。


両方向:コピー元とコピー側が同じものになります。コピー元、コピー側で変更や追加されたものであっても両方が同じものになります。作業フォルダを、別のディスクにバックアップしたい場合はこちら。
ミラー:コピー元と同じものになります。コピー側で更新したものはコピー元のデータに戻され、追加したものは消えます(ゴミ箱に移動)間違うと事故るので注意です。コピー元しか更新しない前提で使うか、新規のフォルダを作成しそこにミラー処理をしたほうがいいです。(作業履歴を残したい場合に使用)
更新:コピー元の更新や追加のみが反映されます。コピー側で更新されたものや追加されたものはコピー元に反映されません。
カスタム:「両方向」、「ミラー」、「更新」でユーザー側でカスタム設定した場合の設定はカスタムになります。

 

同期設定

 

比較
方法の選択:同名ファイルなどの場合の比較方法を選択します
※他の設定もありますがここでは説明しません。

フィルターの使い方
フィルターは同期時に「含める」「含めない」のファイルの設定をします。例えば隠しファイルやソフトウェアなど、フォルダに存在するファイルに対して設定できます。ファイル(名)、種類(拡張子)、ファイルサイズなどを設定することで同期時に反映させることができます。

同期

方法を選択:同期のしかたを選択します。「両方向」、「ミラー」、「更新」、「カスタム」の違いは「「両方向」、「ミラー」、「更新」、「カスタム」の違いで説明した通りです。

ファイルの削除:同一のファイル名が更新された場合の処理です。デフォルトは「ゴミ箱」になっていますがこれを変更できます。「ミラー」設定にしている場合はこちらを設定しておいたほうが安全です。こちらで旧ファイルの処理に関して設定ができます。旧バージョンを残す場合はファイル自体を、「タイムスタンプのついたフォルダに移動」もしくは「ファイル名にタイムスタンプ」を入れる設定をしましょう

コマンドを実行:処理終了時のPCの動作を設定します。(処理終了後にシャットダウンやスリープなどする場合)

 

まとめ

 今回は「FreeFileSync」を記事にしました。記事内でも説明したっ通りHDDの中身の入れ替えや、大量のファイルの移動やコピーにとても便利なソフトです。ファイルを管理するソフトはこれまでに試してきましたが、最終的に「FreeFileSync」に落ち着いています。エクスプローラーに機能を追加するタイプや、立ち上がり時に常駐するタイプがありますが、必要なときだけ立ち上げる「FreeFileSync」がしっくり来ました。処理スピードもそれなりに早いです。機能を追加するタイプや、常駐するタイプは少しレスポンスが悪い感じですね。

 マクロなどで便利に使えるようですが、わたしは現時点で必要としていませんが、機会があればまた取り上げて見たいと思います。

 大量のファイルを扱う方。特に写真データ、資料、イラスト、文章など扱う方に特におすすめです。もちろん新旧のHDDのデータの入れ替えやバックアップなどにもどうぞ。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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