【NetGear ReadyNAS】Desktopに何も置きたくない派のための#2 ~NAS(ReadyNAS)設定編~ | SabamiMania(サバミマニア)

【NetGear ReadyNAS】Desktopに何も置きたくない派のための#2 ~NAS(ReadyNAS)設定編~

 デスクトップに不要なファイルを置きたくない。作業以外のファイルを置きっぱなしにししたくない。そもそもPC上にファイルをできるだけ置きたくない、という人のための(それ以外でも)ファイル整理術です。

 NASにデスクトップ、内蔵HDD上のファイルをNASに保存してすっきり使おうということでNASと設定を取り上げます。わたしはNetGear ReadyNAS104というNASを使っています。104は古い機種ですが、OSは自体は更新しているので、同じシリーズの製品であれば同じように設定できると思います。

 デスクトップ上にファイル、ショートカット置きたくない時の便利なフリーウェアの紹介・設定は以下で記事にしています。

 NASによるファイル管理・バックアップなどファイル防衛に関しては下記で記事にしています。

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NASとは?

 NASはLAN上に接続する外付けHDDです。LAN上にあるPC、スマホ・タブレットなどで写真・ドキュメント動画などのデータを共有できます。PCからPCなどデータの受け渡しや、LAN接続した各PC・スマホ機器での音楽・動画の再生など便利に使うことができます。

 NASにはHDDドライブが単体、複数のものがあり単体はセーブ機能のみ(本体からUSBで増設・バックアップ機能のあるものもあります)複数のものはRAID機能を利用したバックアップ機能、複数のHDDを1つにする(容量合算)などできます。通常はバックアップ× 容量合算 など組み合わせて使う場合が多いですかね。

 またHDD内蔵するタイプとHDD別売りでHDDを自分の使用状況で変えられたり、取り替えたりできる物があります。ある程度のファイル数(容量)を管理したい場合はHDD別売りタイプをオススメします。万が一HDDが故障した場合でもファイルの消失なくHDDを交換できたり、状況によって容量を増設できたりするからです。メーカによって独自の機能がありますので、自分の環境にあったものを選びましょう。

 

ReadyNASについて

 「NetGear ReadyNAS 104」は5年ぐらい前に購入したHDD4台搭載できるNASです。古い型ですが今でも問題なく動いています。(新しい物比べると処理とか遅いと思いますがそれ以外は持っていないためわかりません)上では「外付けHDDのようなもの」と書きましたが、機能を限定したPCに近くLinuxベースのOSを搭載しています。ReadyNASはNetGear社のNASのシリーズ名であり搭載されるOSの名称です。

 NASの設定は通常chrome、Firefox、SafariなどのWEBブラウザを使用します。接続には専用のアプリを使ってLAN上のNASを見つけるか、ルーターからNASのIPアドレスを調べブラウザで直接繋げる方法があります。Windowsからは「ネットワーク」→「記憶領域」の部分にNASの名称が出ているのでこれをダブルクリックすれば、ブラウザに管理画面を出すことができます。(「コンピュータ」の方をクリックで共有フォルダが表示されます)

 工場出荷状態から最初に設定に入るときは、ユーザーID、パスワードを設定する必要があります。これはあとから修正できたり、ユーザーごとにIDを作ったりすることができます。アクセス権限などを設定することで、ユーザーによって設定変更や重要なデータにアクセスできない変更させないためのものです。(一人で使うのならあまり考えなくていいかも。。)

 初期設定が済んだ時点でスグ使い始めることができますが、同時進行でRAIDの構築の処理が始まっているので若干もたつきがあります。RAIDの構築は数時間~数日かかります。わたしの場合は4TBのHDD×4で3~4日かかっています。

 

ReadyNAS 初期設定

 ここの時点で普通に使えちゃってると思いますが、わたしの場合、環境に合わせて少し手を加えます。またユーザID(アカウント)+パスワードは工場出荷状態で使わないで変更がオススメ。

・NASの名称を変える

 NASの名称(LAN上の)を変えます。わかりやすい名前に変更しています。変更は「管理者ページ」→「概要」→「デバイス」→「名前:」の歯車から修正します。

・ファームウェア、ReadyNAS OSの自動アップデートをOFF

 各アップデートをオフにします。現在ファームウェアの最新バージョンは「6.10.5」ですが、これは管理画面が何度もリロードする問題があるため 「6.10.4」 にしています。これを自動でアップデートをしないようにするためオフにしています。(機種によって問題ない可能性はありますが)現在の状態が安定しているのなら、必ずしも最新にする必要はないです。

「管理者ページ」→「設定」→「アップデート」→「メンテナンスとアップデート」から修正します。

・デフォルトの共有フォルダの削除と変更

 フォルダ構成は自分の中で決まっているので、デフォルトの状態で作られているフォルダを消去してフォルダを作り直します。またファイルの入れ替えの多い作業フォルダにはスナップショットを1日おきに撮る設定しておきます。

「管理者ページ」→「共有」から修正します。

 削除は「フォルダ」選択し右側の歯車から「削除」を選択。

 フォルダ作成は「新しい共有」から作成。

 スナップショットの自動化は右歯車から「設定」を選択しダイアログが表示されたら「スナップショット」選択しスナップショットの間隔などを設定します。

 

外付けHDDとバックアップの設定

 NAS本体背面のUSBポートに外付けHDDを接続すると、外付けHDDとして認識します。(外付けHDDはNASのRAIDには含まれていません)接続されたHDDはPCからもアクセスできるようになります。USBポートは背面に2ポートあるので、ケースに固定されたHDD、もう片方にHDDが取り外せるタイプのHDDを接続します。

 外付けHDDにNAS内のデータのバックを設定します。取り外せる方のHDDはまとまったデータをコピーするときや固定のHDDの方でバックアップした以外のデータをバックアップするために使います。基本こちらは手動。

 

まとめ

 今回は初期設定のみです。ファイルのNASへのセーブやコピーはこれでできるはずです。Windowsの場合はコンピュータから各フォルダへ接続できます。マウントしたら右ボタンクリックでドライブを割り振れば、外付けHDDのように使用できます。Macの場合は「移動」→「サーバーへ接続」で接続できます。(表示されない場合は「smb://」+「NASのIPアドレス」入力)一度入力すれば次回からは表示されるはずです。

 このReadyNAS104ですが、外付けHDDのフォーマットによって失敗するような情報があったのですが、今回試してみたところWindowsのフォーマットであるNTFSでも可能でした。OSのバージョンアップで可能になったのしれません。とはいえNAS上でフォーマット処理はかなり重いので、Windowsのほうでフォーマットを行ってから接続した方がいいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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