純正コントローラと同じ価格帯の高性能ゲームコントローラのレビュー#1 Xbox公式ライセンスの高機能ゲームコントローラ「GameSir G7」 | SabamiMania(サバミマニア)

純正コントローラと同じ価格帯の高性能ゲームコントローラのレビュー#1 Xbox公式ライセンスの高機能ゲームコントローラ「GameSir G7」

 今回はゲーム系YouTubeやblogなどで比較的に好評のゲームコントラー2つ購入しました。どちらもXboxやPSの純正と同じ価格帯のコントローラです。中国製で純正と「同じ価格帯だったらお買い得感ないな〜」って感じですが、使ってみたら価格は近いけど、機能やグレードが1つ上だった感じです。   

 コントローラにお金をあんまり使いたくないけど、高性能・高機能なコントローラが欲しいというのであればぜひ参考にしてみてください。

 ここではそのうちの1つ「GameSir G7」をレビューしたいと思います。もう一つの「Big Big Won BLITZ」の方は別途記事にしているので、合わせてどうぞ。

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メーカー・パッケージ内容・特徴など

 GameSirは中国のゲームコントローラなど、ゲーム関係の周辺機器などを発売しているブランドのようです。今回はAmazonで購入していますが、最近は量販店でもみかけるようになりました。GameSirの製品は以前ワイヤレスコントローラを購入したことがありましたが、ものはちゃんとしている印象です。パッケージも専用の化粧箱に入っています。

 本体コントローラは有線接続(USB Type-Cケーブル)で、Windows上では設定なしでもXboxのコントローラと同じように動作します。持ち手の部分のグリップはゴム素材でがっちり握れます。表面カバーは白色または黒が付属。カバーは磁石で吸着しているので簡単に交換ができます。

 3.5mmピンジャックがありヘッドセットが接続可能で、コントローラ上で音量の増減、ミュートが可能です。

 背面は自由に他のボタンの割り付けが可能な背面ボタンがあります。(割り付け方法は別途説明)また専用アプリ(Windows)をダウンロードしキーマッピングや背面ボタンに割り付け、アナログスイッチ、トリガースイッチの細かい設定が出来ます。

 また「X、Y、A、B」のスイッチがメカニカルスイッチを使用していてようです。メカニカルスイッチはマウスなどに使われているようなスイッチで、メリハリのある押し感があり押し込みが浅く即応性が高い印象があります。安価なコントローラーや純正のものはゴムによる反発を利用したものが多いです。

機能の有無
価格 6,ooo〜6,500円(※1)
材質 プラスティック、ゴム(背面・グリップ部分)
重さ 227g(※2)
接続方式 有線のみ(USB)
背面ボタン ×2
トリガーロック ×
メカニカルスイッチ 「X、Y、A、B※3」
オーディオ ○(本体上でミュート、音量調節可能)
キーマッピング ○(本体・ソフトウェア)
設定用ソフトウェア
※1 価格は時期によってかわります。Amazonなど通販での価格です。代理店・量販店では価格が変わる可能性があります。
※2 重さは公式のものではなく、こちらで計ったものです。
※3 「X、Y、A、B」は公式で確認できるものです。

付属品:USB Type-Cケーブル(3m)、交換用カバー、説明書(日本語あり)、シール、Xboxゲームパス(1ヶ月)、メーカーのSNSや情報サイトの書かれた紙

 

使ってみた感想

 「GameSir G7」を数日程度使ってみた感想です。Xbox one(1つ前のモデルです)の純正コントローラとの比較になります。

↑カバーは黒または付属の白に交換できます。

 

 材質はプラスティック製ですが、全体的に梨地加工がされているので、安っぽく感じないです。前面カバーは気分にあわせ交換可能。白もなかなかいい感じ。また掃除に関してもカバーを取り外し水洗いができます。カバー自体は磁石で吸着しているので、ドライバーなどの工具は必要なく取り外しが可能。本体ツメ部分から引き上げることで簡単に外れます。

 見た目、大きさは「Xbox one 純正コントローラ」とほぼ同じですが、グリップ部分は握って感じ小さく感じます。グリップ部分はゴム製(シリコン製かも)のため滑りにくく、(手の大きさによりますが)コントローラ握ったままでも右手親指で左側の十字キーを押すことが出来握りやすさ、使いやすさは○。

 キーマッピング、アナログスティック、トリガーキー等は公式のアプリがあるので、Windows上での設定が可能です。背面キーや十字キーの斜め移動ロックなどかなり細かい設定も可能です。各設定のプロフィールは3つまで保存できるので、ゲームや用途によって切り替えることが可能です。

ボタンについて

XYABボタン

 ボタンは「Xbox oneの純正コントローラ」より浅めで、エリコン2のボタンに近いですが、ボタン自体は少し硬めな感じです。XYABボタンはメカニカルスイッチということですが、その辺はあまり感じないです。 押し込んだときにカチカチ音はしますが弾力があるのでメカニカルスイッチ感はないかな。

十字キー

 十字キーも少し硬めですが、上下左右に関しては確実に入力できています。コントローラーによって、構造(設計)上斜めに入りやすいものがあるのですが、このこのコントローラは問題なし。設定用のソフトウェア上でも、斜めに入るのをロックする設定もあります。(何気に重要)

アナログスティック

 硬さは他のコントローラと同じです。高さは若干高めです。カバーを外せばアナログスティックの先端部分は取り外せるので、別途購入すれば問題ないかと思います。(Xboxのものと同じかは未確認)パーツはプラスティック製ですが、先の部分はすべり止めの凹凸があるので、指が滑ることはないと思います。

LRボタン

 押し込みが浅めで軽く入力できます。奥側(中心側)でも手前の端でも同じ力で入力できて○。わたしの場合はLRボタンを押しっぱなしにすることが多いので、どの位置のボタンをしていても、LRボタンが軽く押せるのでとても使いやすいです。

LRトリガー

 残念ながらトリガーストップはないです。ただしソフトウェア上で反応する位置は変えられるので、その辺で対応するしかないですね。

背面ボタン

 背面ボタンは少し下目にあります。握り方によると思いますが、がっちり目に握る場合だと、ボタンが押し込みが「浅め」+「柔らかめ」なので結構誤爆します。LRボタンを常時併用する場合は少し押しにくい位置にあるので、わたしの場合は無効にしています。

ケーブル

 付属のケーブルは3mあるので、PCに接続して使うにはかなり余裕があります。ケーブルを束ねるためのマジックテープも付属しています。ケーブルは繊維を編み込みんだ見た目ですが、多分コレ普通のケーブルに模様を入れただけです。それでも多少は高級感があります。

 本体接続のUSBーtypeCのコネクタ部分はむき出しになっているのではなく、コネクタの周りの部分が本体側に少し入り込む形で、穴自体が少し小さめなので付属以外のケーブルは刺さらない可能性があります。(ケーブルの形状が少し特殊)付属のケーブルは無くさないようにしましょう。

操作感

 Xbox oneの純正コントローラ、エリコン2を使っていた感じからすると、アナログスティックの高さとボタンが少し硬い部分以外は問題なく使えました。わたしが一番重点をおく十字キーも問題なくつかえました。FF14ではほとんど調整無し接続してすぐ遊べてますしXbox oneの純正コントローラより使いやすい感もあります。ボタンの押し込む深さも浅めで好みです。あとボタンを押したときの音は小さめです。ただカチカチ音が気になる人はいるかもしれません。

 グリップ部分は純正コントローラより小さめで握りやすいですね。(エリコン2と同じぐらい)ボタンや稼働部分のぐらつきがほとんど無くかなり品質は高いです。

 

各操作・設定

 コントローラ単体での各設定と使い方と、アプリを使った設定を解説します。アプリの方は「MicrosoftStore」で検索・ダウンロードできます。またアプリでの設定はアナログスティック、トリガー等、詳細な各種設定を行うことが出来るのでおすすめです。

オーディオ関係

「Mボタン」+「十字キーの↑↓」 音量の調節
「Mボタン」+「十字キーの←」 ゲームの音量
「Mボタン」+「十字キーの→」 音声チャットの音量
「マイクボタン」 ミュートON・OFF

背面ボタン「M1」「M2」の割り振り

 「Mボタン」+「M1」または「M2」を3秒間長押し。イージケーターの点滅がゆっくりになったら、割り振りたいキーを押して設定します。

 割り振りが出来るキーは十字キー、X,Y、A,B、L,R、Lトリガー、Rトリガー、Xboxキー、メニューボタン、ビューボタンです。

 キャンセルしたい場合は、「Mボタン」+「M1」または「M2」を3秒間長押しし、キャンセルしたいボタン「M1」または「M2」を押せばキャンセル(設定なし)の状態になります。

トリガー、アナログスティックのキャリブレーション

① Xboxキー、メニューボタン、ビューボタンを長押ししながらUSBケーブルをPCに接続。→白色に点滅

② 左右のトリガー、左右のアナログスティックを触らない状態で「A ボタン」ボタンを押す。

③ 左右のトリガーを最大値にまで押し込む。

④ 左右のアナログスティックを3回転させる。

⑤ 再度「A ボタン」を押す。

⑥ 白色に点滅したら完了。USBケーブルを再接続すれば設定されたキャリブレーションで使えます。

キャリブレーションに関しては、「GameSirNexus」の設定で行ったほうが簡単で、詳細な設定が出来ます。

 

「GameSirNexus」での設定

 設定用のアプリ「GameSirNexus」は「MicrosoftStore」で検索・ダウンロードできます。

「GameSirNexus」をたちあげ、コントローラをPCに接続すれば自動で認識します。(G7と表示されていればOK)コントローラでもマウスでも操作できます。

プロフィール

 コントローラの設定を3種類まで保存することが出来ます。

振動

 振動のテストをします。

アップデート

 ソフトウェアのアップデート行います。

プロフィール

 プロフィール1〜3に保存できます。「クリックして詳細を追加」の部分に名称などを保存できます。

「設定」をクリックで、コントローラの設定をしていきます。

 「デフォルト」は、なにも設定していない状態にします(工場出荷状態)

マッピング

 「Mボタン」、「共有ボタン」以外のボタンに割り付けが可能です。「N」は、無効化(割り付け無し)になります。

スティック

 アナログスティックの有効範囲と、十字キーの設定をします。デフォルトの場合、初期値、最大値に入力がされない範囲があります。

初期値、最大値に空きがある理由

初期値はなにも触っていない状態ですが、個体差によって中心がずれている場合は、最大値にすることによって入力されてしまうのを防ぐためです。また最大値で中心があっている場合であっても、ちょっと触れただけで入力されるのを防ぐためです。(ゲームによっては即応性を出すために初期値を0にする場合もあります)「デッドゾーン」と呼ばれる場合もあります。

最大値の場合は、「最大値」に設定することによって入力されない部分があるのを防ぐために少し空きが入っています。ゲームによってゲーム内の設定で、このアキ設定をできる場合があるので必要なら設定します。

左スティックと十字キーを入れ替えPS用のコントローラののように左のアナログスティックと十字キーの機能を入れ替えます。

十時ボタンの斜め移動をロック斜めに入力が入らないようにします。(例:→↓が入力された場合でも→もしくは↓だけが入力されます)RPGゲームをする場合には何気によい機能。

デフォルトにリセットデフォルト状態にリセットします。注意が必要なのは、他の項目もリセットされるので、使用には注意が必要です。

トリガー

トリガーの押し込む範囲の設定を行います。

敏感トリガーONにすることによって押し込みの量関係なく入力出来るようになります。

振動

トリガー部分、グリップ部分に入っている振動用のモータの設定をします。

テスト

設定した内容を確認できます。入力した部分が赤色で表示されます。

 

まとめ

 GameSir G7のレビューと操作・設定を記事にしてみました。デザイン的にもXbox の純正コントローラに感じで、安っぽさの感じないシンプルな感じのいいデザインです。作りもしっかりしていてボタンのぐらつきや、プラスティック特有のきしみ音もないです。握り部分はゴム(ラバー)素材が使われていて、手にフィットします。

 付属している前面パネルは、黒色・白色に変更できるので交換が可能。磁石で固定されているので、工具無しで交換が出来ます。また前面パネルを外すだけで、アナログスティックも好みのものに変更できます(別売り・Xboxのものと交換可能かは不明)

 各種設定・調整は専用ソフトで簡単に出来ます。この製品は、残念ながら有線のみの接続ですが、3mの付属ケーブルがあるので、接続先が離れていても問題ないと思います。コントローラー本体のUSBーtypeCの接続部の形状が特殊なため、先端部分の形状が太い場合付属ケーブル以外のケーブルは使用できない可能性があります。

 ボタンは少しカチカチ音はありますが、確実に押した間があり○。LRボタンはコントローラによって、「中央あたり」と「端」を押したときに「押し感」が違うことがありますが、このコントローラは問題なしです。ボタンはXBoX純正とくらべ押し込みは浅めで使いやすいです。

 背面ボタンは、位置が少し下目で反応がよいので、握り方によっては誤爆する可能性がありますが、握り方を工夫すれば問題ないと思います。(押しっぱなしにする使い方は難しい)

 十字キーはボタンが1つの部品で出来ているため、コントローラによっては斜めに入りやすい場合が多いですが、このコントローラは問題なし。またソフトウェアで斜め禁止にできる設定があります。

 音声チャット、サウンド関係に関してもコントローラ上で、素早く操作できる点も○。

 全体的な感じとしては、6,000円台の値段のコントローラとしては高品質・高機能なコントローラです。純正にはない背面ボタン、コントローラ調整用のソフトウェアなどかなりお買い得感があります。

 個人的にはトリガーストップがないのは残念ですが、自分でちょっと改造すればできそうな感じがします。(トリガーが必要以上に押し込まれないような改造をして、敏感トリガーONにすればできそうですね)

 わたしはここ数日、FINAL FANTASY XIVで使っていますが、PVP、各コンテンツで使っていますがこれといって問題なく使っています。高難易度コンテンツでも問題なく使えると思います。耐久性にかんしてはしばらく使ってみないと分からないです。(メカニカルスイッチを使用しているのであれば、その辺に問題が出る可能性がありますが…)

 特に無線コントローラにこだわらないのであれば、コストパフォーマンスの高いコントローラだと思いますのでご興味があればぜひどうぞ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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