片手用キーボードを使って入力や操作を効率化しよう!#3『Koolertron AMAGキーボード』に割り付け&カスタマイズしてWindowsやMacで使う | SabamiMania(サバミマニア)

片手用キーボードを使って入力や操作を効率化しよう!#3『Koolertron AMAGキーボード』に割り付け&カスタマイズしてWindowsやMacで使う

 『Koolertron AMAGキーボード』を自宅や会社ではWindowsと持ち歩きでMacBookで使えるようにしていこうと思います。#2でご紹介したとおり、設定のみ専用のソフトウェアを使う必要がありますが、キーボー内に設定が記録されるので、接続するPC、Mac自体にソフトウェアを常駐しなくても動作が可能です。レビュー・設定の仕方に関しては#2の方をご覧ください。

片手用キーボードを使って入力や操作を効率化しよう!#2 「Koolertron AMAGキーボード」レビューと設定
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 今回はWindows、Macでよく使う共通のショートカットを組み込んでWindowsとMacを必要に応じて切り替えて使えるようにします。ここでの設定は一例なので個々で使いやすいものに設定してみてください。

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付属の無地のキーボードに交換する

 こちらはお好みですが、キー自体に役割を表すシールを貼るために、付属した刻印なしのキートップに交換していきます。、列にあったキーキャップに配置します。元々の印字のままでOKの場合はそのままで。キーキャップは付属の工具で引き抜き交換しました。

Macの「設定ソフト」は難アリ

 #2の方にも書きましたが、このキーボーはMac対応にはなっていますが設定用のアプリは比較的新しいのMacOSでは動かない場合があります。アプリに添付してあるPDF上に「ターミナル」を使用してのインストール(使えるようにする作業)がありますがこの方法でも動かなかったです。ちなみにParallelsでWindowsを使いましたが、アプリ自体は動作しましたが接続はできませんでした。

 ただ商品を扱っている某通販のレビューなどはこの辺の情報がありますが、Macのキー割り当ての設定もWindows上で設定できます。(現時点でコレが手っ取り早く現実的)この場合「Win」キーをMacの「Command」として割り当てすることで動作します。

 

 Mac単体でも設定が出来る方法を下記に記事にしました。ソフトウェアのインストール・セットアップについて触れています。手順を踏めれば問題なく動くようです。

各レイヤーの設定

 上記図のような感じで「構成1」をWindows、Mac、「Fn」を共通の文字列入力にしました。「構成3、4」は追加することがあれば設定します。基本的には「構成1」と「Fn」をメインに使います。

全/半

全角・半角を切り替えます。わたしの場合はUS配列のキーボードを使っているので、ワンボタンで切り替えるようにしました。Windows、Macは「Ctrl(Control)+スペース」で統一しているので「マクロ」で「Ctrl(Control)+スペース」に設定しました。

構成1、構成3・構成4へ切りかえ

 Windows、Macで接続したときに対応する構成へ切り替えるために配置しました。構成3,4に切りかえ後に構成1に切りかえは再度、構成3,4を押すことで構成1に戻ります。接続時は構成1がデフォルトになるのですが、使っていてどの「構成」か、わからなくなったときのために構成1、3、4のキーを配置しました。(RGBで光る方にしていれば、光り方を「構成」ごとに色分けができるのでRGBの方がよかったかも)

Fn

 Fnキーは「Alt」や「Ctrl」と同じように、同時押しで選択できるものです。なのでこのキーも共通にして一番大きいキーに配置しました。ここは文字列を入れる予定です。

各キーの設定

 わたしの場合は、文章や画像加工等の操作で使うかんじにしました。上記はWindows、Macで共通して操作できるものです。ショートカットはWindows、Macで違うのでそれぞれ違うショートカットを割り振ります。

 マクロ、拡張マクロは全部で、24個までしか設定できないので一つの構成に12個に収まるようにしました。マクロ、拡張マクロの違いは遅延設定しかないので問題なく同じように設定できます。

 各キーの設定はWindows、Mac上で個別に設定します。設定は各OSごとに「設定をローカルに保存」で必ずバックアップを取ることをおすすめします。

「Fn」にはソフトウェア起動用の文字列や、 共通のショートカットを設定する

 「Fn」はFnを設定したキーと組み合わせることで入力されるものです。ここにはWindows「検索」、Mac「Spotlight」をつかってソフトウェアを立ち上げる文字列と、Windows、Macで共通のショートカットを設定します。使い方としては、ランチャーみたいな使い方にしてみました。

 マクロは「構成1」で12個使い切ってしまっているので、残りの「拡張マクロ」で作っています。とはいえ「拡張マクロ」も12個しか使えないので結局は12個までしかつかか使えませんが。。

 なのでいつも使うモノだけ追加していくこととします。

 マクロで指定のソフトウェアが立ち上がります。文字入力を行う前と後で「Enter」のあとに遅延を入れると確実に入力されます。上記は「検索ショートカット」→「Photoshop文字列入力」→「検索」→「検索内容決定」で実際にPhotoshopが立ち上がります。

 Macの場合はSpotlight(Command+Space)を使って同様に起動します。

WindowsとMacのショートカットの違い

 WindowsとMacでは同じ機能でも、コマンドが違うのでそれぞれ設定します。半角・全角はUSキーボードのキーのみ対応のため、日本語変換ソフトのショートカットを入れます。キー単体(共通のものは抜いています)

WindowsMac
半角・全角変換ソフトのショートカットキー変換ソフトのショートカットキー
検索・SpotlightWin+QCommand+Space
スクリーンショット(全体)PrintScreenShift+Command+3
スクリーンショット
(アクティブウインドウ)
Alt+PrintScreenShift+Command+4+Space
縮小Ctrl+『-』Command+『-』
拡大Ctrl+『+』Command+『+』
タスクビュー/Mission ControlWin+TabF3またはControl+↑
ウインドウ切りかえAlt+TabCommand+tab
アンドゥCtrl+ZCommand+Z
リドゥCtrl+Z+ShiftCommand+Z+Shift
コピーCtrl+CCommand+C
カットCtrl+XCommand+X
ペーストCtrl+VCommand+V
Macの設定はWindows上でCommandはWinに入れ替えます

設定を保存

 設定が終わったら、構成とマクロ、拡張マクロをそれぞれ保存します。各設定は「構成(keymap_gb)」、「マクロ(macro_gb)」「拡張マクロ(quick_macro)」3種類を保存します。3種保存しないとキーボードに保存せずにソフト終了時に消えてしまうので注意です。

 データはWindows用とMac用2セット作って、必要に応じて入れ替える感じで。

まとめ

 実際にキーにマクロなどを割り振ってみました。キーボード自体はとてもいいんですが、1レイヤ23キーで4レイヤの設定できるんですが、マクロ自体24個までしか設定できないのが微妙なところ。

 構成3、4は必要に応じて追加ということでしょうか。ショートカットキーを使ったマクロだけで構成するのであれば#1で紹介した「エアリア メカニカル NUMERIC Keypad AS-K24」の方が良さそうです。(Windows上に常駐する必要がありますが数はほぼ無限なので)

 使い方としては、マクロ+よく使うショートカットのキーをまとめて配置する感じでしょうか?

 

  最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

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