USBメモリからOS立ち上げ、古いPCでも動く 「Chrome OS Flex」かんたんインストールガイド

 最近何かと話題な「Chrome OS Flex」古いマシンでも軽く動きます。USBメモリで起動できるので元々SSD、HDDの入っているOSをそのままに使うことも可能。今回は9年前のMacBookで動かしてみようと思います。※この記事は安定版以前に書かれた記事ですが、安定版の発表に伴いリライトしています。

 

 

Chrome OS Flexとは

 ChromeOSはGoogleが開発したOSです。ここ数年Chromebookなどに搭載されているOSです。「Chrome OS Flex」はPCやMacで動作するようにしたもので、最新版が2022年の2月にリリースされ話題になったこともありご存じの方もいるかと思います。

 「Chrome OS Flex」は安定版がリリースされています。

 ChromeOSは数年前のPCのスペックが低いものでも動きます。「Chrome OS Flex」ソフトウェアは追加できません。Chromeの機能拡張として追加することができます。機能拡張は「Chromeウェブストア」で入手できます。

元々neverwareのChromiumOSをベースにした「CloudReady」という形で、PCやMacでも「ChromeOS」を使えるということで提供されていましたが、Googleがneverware買収したことで、Googleから「Chrome OS Flex」入手できるようになりました。

 

必要スペック

公式で発表されているものとしては

  • CPU:x86-64(×64)アーキテクチャに対応するintel製またはAMD製のもの(2010年以前のハードウェアでは満足に動作しない場合がある)
  • メインメモリ:4GB以上
  • 内蔵ストレンジ:16GB以上
  • その他:USBメモリ

 

Chrome OS Flex入手・リカバリイメージ作成方法

早期アクセス版ということで、インストール前に下記の特設サイト内で登録する必要があります。

https://chromeenterprise.google/os/chromeosflex/

Googleのアカウントが必要です。あらかじめ用意します。

 

1. Chromeウェブストアから「Chromebookリカバリユーティリティ」をインストールする。

「Chromebookリカバリユーティリティ」はChromeの機能拡張です。Chromeに追加後に「有効」にします。

 

2. Chromeの機能拡張から「Chromebookリカバリユーティリティ」を選択します。

ダイアログが開いたら「始める」

メーカーを選択:「GoogleChromeFlex」製品:「GoogleChromeFlex(Developer-Unstable)」を選択しUSBメモリを接続して「続行」

 

3. USBメモリに書き込み

「リカバリイメージの作成」をするUSBメモリを選択します。USBメモリの中身は消去されてしまうので中身を確認して問題なければ「続行」

書き込みが終わるまで待ちます。(約10分程度)

USBハブをはさむと失敗することがあります。失敗した場合は一旦USBを消去→フォーマットして、別のUSBポートにUSBメモリを差し込むなどしてリカバリイメージを作成します。メモリのメーカー等によってもうまく行かないことがあるようです。

 

USBメモリからChrome OSを立ち上げる

 Macの場合は起動時に「option」を押しながら立ち上げてUSBメモリを選択します、Windowsの場合はBIOS、UEFIからインストールしたUSBを優先して立ち上げるように設定します。

 言語とキーボードの選択→使用言語とキーボードの選択をします。

 CloudReady2.0のご利用を開始→「CloudReady2.0をインストール」または「ためしてみる」を選択。「CloudReady2.0をインストール」を選択するとPC、Mac内のSSD、HDDにインストールしてしまうので、USBで立ち上げるときは「ためしてみる」を選択します。

 ネットワークへの接続→LAN、Wi-Fiの設定をします。LANケーブルを直接挿している場合はそのまま設定無しです。

 規約などを同意します→使用する人の設定→Googleアカウントの設定をします。

 最後に「OK Google」の設定をします。(PCにマイクが付いている場合のみ)

 

ソフトウェアインストール

 「Chrome OS Flex」では「Google Play」が現在は使えないので、Chrome(ブラウザ)上での機能拡張でしか入れられないようです。最初から入っているアプリ+Chromeの拡張みたいな感じですね。Chromebookとして売られている製品に関しては「Google Play」からアプリのインストールは可能なようです。

 

まとめ(使用感)

 今回はMacBookPro(Late 2013 13インチ)の古い機種で使ってみました。最新のOSにアップできなくなった感じのMacBookProですが、「Chrome OS Flex」がサクサク使えました。極端に古いハードでなければ問題なく動くと思います。USBメモリからの立ち上げも意外と早いです。

 現時点では軽い作業のみになりますが、再利用できるのは魅力的です。今回はUSBメモリからですがYou Tubeなんかも遅延なしに動きます。

 Googleのアカウントを持っている場合は、Gmailやドキュメント、GoogleDriveなどのデータや内容はそのまま使うことができるので、他のPC上で作ったものもそのまま使えます。普段MicrosoftのOfficeを使っている場合は、ウェブ版のものを使えます。(Chromeの機能拡張にもあります)デスクトップ版の機能はすべて使えるわけではありませんが、ファイルを開いたり入力はできます。

 「Chrome OS Flex」にログインする場合はGoogleアカウントのアカウント名+パスワードを入力する必要がありますが、複雑なパスワードを使っている場合は入りにくいです。パスワード入れず携帯端末を使ってログインすることができますが、どちらにしろ面倒な感じなので一旦かんたんなパスワードに変更して、ログイン後にPINに変更したほうがいいですね。(わたしは、パスワード管理ソフトで生成されたランダムな文字列のパスワードを使っているので、この辺がちょっとめんどくさかったです)

 設定から使ってみたところ現時点では、特に不都合はないですね。これから使い込んでくると不都合は出てくるかもしれませんが。タッチパッド、マウスの使用に関してはハード的な不都合はありません。

 ただMacの日本語配列キーボードの場合は「英数」「かな」キーは使えないので、日本語への切替は「Command」+「スペース」になります。「英数」「かな」で切替をしている人にとっては少し使いづらいかもしれません。

 周辺機器で常駐ソフトを必要とするようなものは設定できません。周辺機器を出しているメーカが出している機能を拡張できるソフトを、ダウンロードしてインストールすることはできないです。私の場合はLogicoolのマウスを使っています。マウスとして使用可能ですが、機能拡張させたりボタン置き換えに関しては「Chrome OS Flex」上ではできません。今後どうなるのかはメーカーやGoogle次第ですね。

 ChromebookやChromeOSに興味ある方、購入をしようとしている方で「ちょっと使ってみたい」方はいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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