『MiniTool MovieMaker 無料版 』は動画3つまでが「有料版」と同様に機能・動画時間制限なしで使用が可能。フリーの素材集・画面効果などが豊富でシンプルな操作、設定で初心者でも動画の編集・作成が可能です。3本目作成からは2分までの動画作成になります。
今回はシンプルで使いやすい動画作成・編集ソフト『MiniTool MovieMaker 』の『無料版』の方で使い方、レビューをします。
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「MiniTool MovieMaker」とは?

「MiniTool MovieMaker」はMiniTool社の動画編集(外部の公式ページにリンクします)・作成ソフトウェアです。携帯などで撮影した動画・静止画や素材を使い、編集し各種形式の動画ファイルの書き出しができるソフトウェアです。
BGM・効果音などのフリー素材や画面効果やフィルターなど無料で使うことが出来ます。画面効果や切り換え時のエフェクト・キャプション挿入など動画に必要な機能はすべてあります。アイデアさえあればすぐにでも、動画作成が出来る環境が整っています。
現在は英語版のみですが、操作自体は簡単なので問題なく使うことができます。(担当の方によれば、時期は未定ですが日本語に対応予定とのことです)
動画サイト、SNSの投稿は、もちろんのことお店や会社などの宣伝など、「時間・製作費のコストをかけずに簡単に動画を作りたい」から「プロクオリティーの動画を作りたい」まで幅広いユーザーの方にお薦め出来るソフトウェアです。
動作環境/言語: Windows 11/10 対応 英語版のみ(2025年1月現在)
ダウンロードは下記からどうぞ(公式にリンクします)
https://moviemaker.minitool.com/jp/
今回のレビューに使ったのは『無料版』です。無料版は動画3つまでが、有料版と同じ動画時間を無制限で出力できます。3つ以降は動画時間2分までの制限がつきます。2分までの動画を作成でれば、無料版のままで使い続けることは出来ますが、2分以上の動画を作成するのであれば有料版を購入する必要があります。(下の画像は2025年1月時点のものです。今後価格に関しては変更やセールによって変わる可能性があります)

有料版は、『月額』・『年間』のサブスクと『永久』の3種でそれぞれ料金が違います。下記URLからそれぞれの機能をご確認ください。
有料版のスペック・購入は下記からどうぞ(公式にリンクします)
https://moviemaker.minitool.com/jp/pricing/
※インストーラ、ソフトウェアからは英語ページが開きますので、日本語ページは上記URLからご覧ください。
機能・名称・使い方
画面レイアウトはかなりシンプルです。動画作成ソフトを使ったことがあるなら、それぞれの機能はぱっと見ただけでわかると思います。「MiniTool MovieMaker」は現在英語版のみですが、それぞれのコマンドや設定は英単語になっているだけなので問題なく使っていくことができると思います。それぞれの機能は下記で説明しています。

1 Media
自分で用意した「動画ファイル」、「音声」、「静止画」などの素材をストックしておきます。ファイルをドロップするだけで読み込みます。ここから下のレイヤー部分にドロップすることで使用できます。
2 Audio

「Mmusic」(音楽)と「SoundEffect」(効果音)の素材集からダウンロードできます。音楽と効果音はそれぞれジャンル分けされているので探しやすいと思います。
3 Text

動画にタイトルや字幕などの文字情報を入れる場合に使います。目的ごとにデザインされたものがあるので、これも下のレイヤーにドロップして使います。文章はドロップしたアイテムを選択すれば、「Project Info」の部分がプロパティ設定に変わるのでそこから、文章や文字種などを入力します。
4 Transitions

シーンや画面切り換え時の効果を選べます。実際の効果はアイコンにカーソルを重ねると見ることが出来ます。レイヤにドロップすることで設定できます。実際の効果はプレーヤーで再生して効果をかくにんすることができます。
5 Effect

画面効果や色味変化などの変更やフレームなどのエフェクト効果を入れます。設定の仕方は上の「4 Transitions」と同じです。
6 Filters

主に画面の色味などのフィルター。
7 Elements

動画上に図形などのオブジェクトを配置します。
8 Motion

主に画面の表示位置に関しての設定です。画面の拡大・縮小、パン・回転などの効果を設定します。
9 Player
作成中の動画のプレビューを再生できる。Exportで動画ファイルを書き出します。
10 Project Info
通常は、書き出したときの寸法などやプロジェクト(ファイル名)が表示されます。テキストやエフェクトなどのオブジェクトが選択されている場合は、それぞれのプロパティが表示されます。
11 layer部分(下)※名称ナシ
素材や効果をドロップすることで、動画の作成行います。(詳細は下記で)上下、前後の入れ替えが自由自在です。カット処理等もココでおこないます。ムービーレイヤとサウンドレイヤに別れているのでそれぞれ配置します。
動画作成の流れ
素材が用意できたら、下部分のレイヤに素材を並べていくだけです。動画、音楽、フィルターやエフェクト、画面切り換えの設定をそれぞれ配置していきます。レイヤーは重ねて複数作成することができ、素材をつかった合成や効果などを設定することができます。
レイヤーに配置されたものは、上中央のプレーヤーでプレビュー再生することが出来ます。またレイヤー上に配置された各素材は右上にプロパティーが表示され、各設定を変えることができます。
あとは「export」で、動画ファイルとして書き出すことができます。

1 Undo
実行したものをもとに戻す。
2 redo
取り消した操作をもとに戻す。
3 削除
レイヤー上の選択のオブジェクト(素材)を削除する。
4 カット
選択した動画素材をカーソル位置をカットする。
5 再生スピードを変える
選択した画像素材の再生速度を変更します。
6 画面をトリミングする
必要な部分だけ表示できるように、不必要な部分を削除する(もとの素材はトリミングされずレイヤー表示トリミングされます)
7 選択された素材の前後をカットします
動画の必要のない部分を切り取り、必要な部分のみを残します。(もとの素材はカットされずレイヤー上のみ表示されなくなります)
8 レイヤーの拡大縮小
編集したレイヤー部分の拡大や縮小が出来ます。レイヤーの拡大や縮小は実際の出力には関係なく、縮小して配置された素材の編集したり、拡大して全体の配置状況を確認したりできます。
9 レイヤーの追加/削除
動画・音声などの素材を配置するためのレイヤーを『+』で追加。『ー』で削除します。
10 動画素材配置レイヤー
動画素材を配置できます。鍵マーククリックでロックできます。ロックされるとそのレイヤーは誤って素材が移動されたり、編集されることを防ぐことができます。ロックを解除することで編集が可能になります。下の緑の帯は素材洞が内に音声がある場合表示されて、編集後出力された動画にも繁栄されます。
11 音楽素材配置レイヤー
BGMや効果音などの音楽素材を配置できます。鍵マーククリックでロックできます。
12 再生位置のマーカー
プレーヤー上で表示されている位置のマーカーです。編集やカット処理の時に土ラックし位置を決めて処理します。再生時には右に移動します。
まとめ
「MiniTool MovieMaker」は、かなりシンプルな動画作成ソフトですが、エフェクトやフィルターなどが充実していて初心者でもわかりやすく簡単に見栄えのする動画を作成刷ることが可能です。またカメラやスマホで撮った動画を短時間で簡単に編集し、動画の出力が出来ます。フィルター、エフェクト以外の素材は、動画サイト向けのモノが多いですが、工夫しだいで会社・お店等の紹介、イベントの動画などにも使えそうです。
リアルタイムでの録画・録音は「MiniTool MovieMaker」は出来ません。この手の感じの動画作成ソフトではありそうな感じですが。例えばゲーム実況的なものや、動画にアテレコのようなものは、別撮りして編集上で動画と音声を合わせる作業が必要になります。
「MiniTool MovieMaker」はWindowsのみ対応です。現在はソフトウェア・ヘルプ機能(Web上)は英語版のみですが、担当の方から時期は未定ですが日本語版もリリース予定のようです。(2025年1月現在)
無料版は動画3つまでが有料版と同じ無制限で編集・出力ができますが、4つ目からは2分までの動画の出力とういう制限にがつきます。(機能・素材の使用は有料版と同じです)→2分までの動画であれば無料版でも有料版と同じ機能で使うことができます。
またインストール・ソフトウェアからの有料版購入ページが英語版のサイトに飛びますが、日本語版の有料版の購入ページがありますので、購入の場合は下記からアクセスしてください。
ダウンロードは下記からどうぞ(公式にリンクします)
https://moviemaker.minitool.com/jp/
有料版のスペック・購入は下記からどうぞ(公式にリンクします)
https://moviemaker.minitool.com/jp/pricing/
最後までご覧いただきありがとうございました。